2016年10月30日日曜日

【小学6年】大地のつくりと変化、グループごとの学習に扱いやすい地層作り

6年生、「大地のつくりと変化」から、地層作りを紹介します。

地層を作ることで、実際に礫や砂が比重によってわけられていくところがわかり、
そのつもり方から、何回土砂が流れてきたか、
一度の流入量はどれだけか、といったことが学べます。

しかし、カタログで紹介されている地層づくりの器具はとても高価です。
また、「川」のように流れるスタイルは、実際の様子に近いという点で理想的ですが、
水の対流などのため、せっかくたまった土砂がさらに渦巻いて動き、層ができないということもありました。

そこで、手軽に手元でできる学習を!と思って、たどりついたのが・・・水槽でした。




使うのは「メダカの観察用水槽」です。

ポイントは
①土砂を入れられる量が適度
②薄いので層を確認しやすい

というところがあげられます。
一般的に自由研究グッズとして売られている「アリの巣観察キット」のものとほぼ同等ですが、こちらは安売りで800円程度。
メダカの観察用キットは業者を通して500円程度で買えるのでわずかにお得です。

【方法】
①水を入れておく(いっぱいだと土砂をいれるとこぼれますのでよごれてもいい服装で)
②土砂を入れる(砂場の砂がオススメ)
③しばらく(沈殿するのを)待つ

④さらに①から繰り返すと多重の層になります。
(また、一回の土砂の量を増やすと厚みのある層ができます。)

歴史に思いを馳せるいい機会になれば・・・。


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