地元のお城へ行くの機会もだんだんと減って、久しぶりに行くと懐かしさを感じます。
春は桜が賑わうのですが、そんな中、この日はきれいなマツの木が目につきました。
子どもの頃って、マツの葉で引っ張り合いってしませんでした?
実はこれ、科学的に見れば勝つ方法は明白😊なんですよ。
(もちろんヨレヨレのマツの葉を使っていては勝てませんが。)
中学3年生で学習すると思いますが、
「慣性の法則」⛷ってやつです。ご存知ですか?
動いているものは、動き続けようとし、
止まっているものは、止まり続けようとする。
という働きのことです。
電車が動き出すときに、人は止まっている状態から急に動かされます。
このとき乗っている人は「止まり続けようとする」わけですから、体が後ろへ引っ張られる感覚になります。
逆に、電車が停まるとき、人はまだ動き続けようとしています。
そこで電車が停車すると、体は前へと傾こうとするのです。
と、ここでマツに話を戻しましょう。
あなたが一気に力強く引っ張ったとします。
でも、相手がまったく葉を動かさなければ、相手の葉には慣性の法則「止まっているものは止まり続けようとする」が働きます。
そこで、一気に引っ張ったあなたのほうが、相手の慣性の法則を破れず、裂けて負けてしまう😵のです。
じゃあ、引いたら勝てないじゃん!
と思わないでください。
これは”急な動きの時”に強く働く法則ですから、
逆に弱い力で徐々にすればいいわけです。
つまり、ゆっくりゆっくり引けばいいのですよ。
ただ、相手も同じようにしたら、どちらが根負けして一気に引っ張るかですが・・・。
こうした駆け引きは、科学で簡単に割り切れず、面白いところですね。
さて、せっかくですから、マツの花を紹介しておきましょう。
マツは裸子植物ですので、花が鮮やかではなく、わかりにくいんですよね。
まだ、成長途中ですが、写真が撮れましたのでアップしておきます。
上の方が雌花、下のほうが雄花になります。
今でも感じ見えていますが、松ぼっくりがどうできていくか、追いかけて観察してみるのも面白いですよ。
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