2016年10月20日木曜日

【小学4年】もののあたたまり方、空気のあたたまり方は線香よりもシャボン玉がベター!

以前、金属のあたたまり方についての実験を紹介しました。
http://dreamscience1013.blogspot.jp/2016/10/blog-post_1.html(←金属のあたたまり方についてはこちら)

今回は空気のあたたまり方🌡について紹介します。
実はフリクションライトを使うこともできるのですが、もっと簡単なものを書きたいと思います。ただ、この実験は電熱器があることが前提ですので、お気をつけて。

【まずは仕組み:大人向け】
あたためられた空気は体積が増えます。
しかし、質量は変わりません。
つまり、密度が軽くなります。

水中でのことを想像しましょう。
水より密度の小さい(密度は「大小」ですよ。)ものはどうなりますか?浮きますよね。

これと同じ、空気中で密度が小さくなった部分は軽くなったために上にのぼろうとします。
こうして対流が起こっていくわけです。

では、眼に見えない空気が「上へあがっていく🎈」と子どもたちに気づいてもらえるように可視化するにはどうしたらいいでしょう?




結論を言うと、「眼に見える軽いもの」を空気に乗せて動かせばいいわけです🎵
そこで、教科書ではよく「線香の煙」が紹介されているわけですね。

でも、この線香。結構温度が高いのに炎を上げないため、子どもたちに危機感がなく、安全管理に気を遣います。また、煙自体が少ないために見づらくて仕方ありません。
かといって、線香を束でつかうなんてとんでもない!燃え上がりますよ。
また、黒画用紙を背景に置くと、見えやすくなりますが、電熱器で燃えないか心配です🙀

そこで、電熱器以外を安全なものでしたいなと思い、用意したのが・・・。
「シャボン玉」です。
やり方は簡単。シャボン玉で、電熱器の加熱部分を狙うだけです。
シャボン玉は大きいのを作るものや、たくさん出るものがありますが、
数撃ちゃ当たる作戦で、数がたくさんでるとベストです。
なぜかというと、電熱器の上だけが上昇していることがわかるからです。

横から撮影したので、少しわかりにくいですが、今回も動画を用意していますので、よろしければ御覧ください。

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