けど、宇宙の環境を再現するなんてとてもとても・・・。
と思わなくても大丈夫。
簡単な実験なら、「完全に」とまでは言わなくても、「ある程度」は再現できます。
その一つが真空実験装置。
一部の高校や大学にはドーム状のガラスにチューブがついたものがあります。
でも、とっても高価です。
簡単につかえるものに、お漬物の鮮度を保つなどで使われるキッチン用もあります。
でも、安いと言っても2000円〜3000円❗️くらいです。
グループで学習するとなると、先生の個人負担ではつらいですよね🤔
そこで、今回は100均にあるもので簡易真空実験装置を作る方法をお伝えします。
あくまでも簡易ですので、容量が小さい、壊れやすい、といった欠点はありますが、
コストはなんと200円!(作業道具が家にあれば)
製作時間は1セット10分!(慣れればもっと早い)
という興味深い教材です。
では、材料や作り方を紹介していきましょう。
材料は2つ。
①口が一つの醤油差し
②化粧品コーナーにある注射器💉(小瓶に化粧品を移すためのもの)
(注意点:醤油差しの口に、注射器がぴったり入る大きさがベスト、合わなければ多少カッターやヤスリで削って調整)
道具は3つ。
①長めのピンセット(15㎝以上あれば)
②ビニールテープ
③はさみ(ビニールテープを切るだけ)
【方法】
①注射器の前の方に穴をあけ、ビニールテープを貼ります。
②注射器の中から、元々の穴をビニールテープで塞ぎます。
、と言葉で書くとわかりにくいですよね。注射器で吸った空気が押すと別の場所から出ていくように穴と弁を用意するのです。
③醤油差しの空気穴をビニールテープで塞ぐ。(これを開けると真空状態解除!)
④醤油差しと注射器をドッキング!(接触が気になるならテープで補強します。)
実は工程はこれだけ。
言葉では伝わりにくいので、今回も動画を用意しています。併用して御覧ください。
(ちょっとファイルが重い🗿のはご勘弁を)
実際に醤油差しにいれられるものでしか試せませんが、
アメの袋や風船を入れると楽しいですよ。
空気の急激な圧縮により、多少注射器が発熱することがあるので、やりすぎると熱いです。
ピストンは穏やかにしましょう。
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