2016年10月27日木曜日

【小学5年】ヒトのたんじょう、羊水の役割を実験で体感しよう!

人体の学習で最も困難と考えられているのが「実験」ではないでしょうか。
体を使っての実験などできるはずもなく、唾液を使った消化実験(6年)でも嫌がる子も多いと思います。

結果、写真パネルによる学習か、ビデオ教材による学習、もしくは図鑑等で調べて終わりという先生も多いのではないでしょうか。

しかし、人体を使って実験はできなくとも
別のもので「モデル」としてなら可能なものもあります😊

今回は、5年生の「ヒトのたんじょう」から、
羊水とはどのような役割をしているのかを体験できるように考えてみました。




【用意するもの】✍️
①水(これが羊水のかわり)
②絹こし豆腐(これが胎児のかわり)
③ジャムのビンなど、蓋のできるビン(これが子宮のかわり)

ちなみに、絹こし豆腐にした理由は、
壊れやすいからこそ、守られている実感が驚きを伴うからです。
また、ジャムのビンがあればオススメですが、
数を揃えたいとか、まだジャムが残っているなどの場合には、
いつものように100均にGo!です。

【方法】
①豆腐を1〜2㎝の立方体に切る。(適当です。)
②ビンに豆腐を入れる。
③静かに水を流し込む。(②と③は逆でも可)

水の量が羊水の量ですから、これを3割程度・半分・いっぱい、とわけることで、
羊水の量がかわると中の豆腐(胎児)にどう影響するかがわかります。

ちなみに、教師実験としてするのであれば、
最後に(危なくない広いところで)ビンを落としてみるのもありです。
つまり、「羊水が胎児を守ってくれても、子宮は外からの衝撃に弱い」ということが伝わります。
ここから、妊婦の方に周囲が気を遣わなければならないことを実感👶してもらえるかと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿