3年生の理科では、風を受けて走る車で風の力を調べる単元があります。
でも、実際にこんな帆で風を受けて走る車を、ご覧になったことはあるでしょうか?
なんだかアニメの世界では多用されている車ですが、あったらあったで面白いと思いませんか?
それが・・・実在するんです!
まぁ今は競技用、レジャーとしての意味合いが強いのですが、実用として考えられていた時期もあると言われています。では、詳しく見ていきましょう。
一般的には「ランドヨット」と呼ばれるようです。こうした競技を「ランドセーリング」とも呼びます。
どんなところで使われていたのでしょう?
それは、砂漠や氷の上といった歩くのに困難な場所の移動輸送手段だったそうです。
ちなみに砂漠のものはサンドヨット、氷上のものはアイスヨットと言うそうですが。
3年生の学習でつかうキットは写真のような簡素のものですが、実際にはハンドルなどがついて操作できるようになっています。(あたりまえか・・・)
海上のヨットと同様に、三角帆が一般的で、角度を調整しながら風向きに合わせて進むことができるように設計され、とても科学的な乗り物です。
なんと車輪がついているというのに海上のヨットよりも速く走行できるようで、記録として残っているもので時速200kmを超えるものもあります。
風で200kmを超える時速って・・・ちょっと乗っているのが恐くないのかな?
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