泊付きの仕事から返ってきたので、今日から更新を再開したいと思います。
再開第一弾は「化石の発掘です」
実はおもちゃであるんですよね。発掘が体験できるように化石を埋め込んで砂で固めたものが。掘るというより削ると言った感じで回りの砂を落としていくと、中からビニールに包まれた化石が・・・う〜ん。
今回、紹介するのは「本物の化石」です。
といっても実際の化石の発掘場所へ行くには、近くに住んでいることや遠くまで行く時間と費用の有る方限定になります。
では、難しいですよね。
化石時代に思いを馳せることができるように実験室でできる方法を見ていきましょう。
教育期間限定、という条件がつくのですが、
栃木県に木の葉化石園(http://www.konohaisi.jp)というところがあります。
ここは読んで字のごとく木の葉の化石がたくさん取れる地層があります。
また、教育機関には破格で化石が含まれている(可能性が限りなく高い、という注意がありますが、大抵出ます。
5つくらいの石の塊が入って600円程度(送料別)
石は大人の握りこぶしよりも一回り大きいくらいです。
薄い層が連続しているため、地層のでき方の学習とも関連付けることもできます。
【準備】
・木の葉化石園の石
・ゴーグル
・タガネ
・ハンマー(小さい金槌で大丈夫)
力任せにたたくと小さな破片が飛び散り、稀にですが、目に入ってしまうこともあると聞いています。ゴーグル着用(100均のもので十分)をおすすめします。
この石の素晴らしいところは、ほとんど化石がインしていること!
また、化石が入っているところは、層の中でも比較的割れやすいという性質があるため、
子どもが適当に「ガンッ!」と割ってもでてくるんです!
まあ化石自体、石化していると言っても異物ですから、地層にとっては邪魔なんですよね。だから、割れやすい。見つけやすい。ということですかね。
ヒビが入っているともっとやりやすいですよ。
そこにタガネを当ててコンッとやるだけです。
活動自体はすぐに終わってしまうので、前後の指導者の持っていき方が重要ですが。
ちなみに、がんがんやって破片が飛び散っても、ここからさらに楽しみが広がります。
なんと、破片自体が化石だったりするわけです。
もし、集金して購入しているとしたら、破片もその子のものです。
子どもたちは必死でかき集めることでしょう(笑)
恐竜に関心の高い子は、最初は「なんだ、木の葉か」って感じですが、
自分でするということが重要!見つけた瞬間から表情がきっと変わることでしょう。
実際に簡単にできるというところを動画にしています。
御覧ください。
一つ、注意をしておいてください。
実は木の葉化石園の発掘用石。ものすごく人気です。
そこで、これを見てくださった方も購入するともっと人気がでるかもしれません。
結果、発想までに1ヶ月待ち、なんてことも。
さぁ、来週からこの単元を学習するぞ!っていう先生が購入しようとしても間に合いません。事前に集金や購入手続きなど、(4月からでも)やっておくほうがいいでしょう。
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