みかんとコタツが似合う季節になってきました。
この記事を書いている前日には東京では初雪が降っていました。
私の地元では「みかん」がたくさん出回るシーズン。
10月からも出ていますが、早生(わせ)といってすこし青いものもあり、早めに出荷するものがそう呼ばれます。(と言ってもおいしいですよ♪)
さて、今は「すっぱいみかん」は減ってきて入るのですが、よく、揉むと美味しくなると言われていますよね。実際にはどうなのかということを書いていきます。
地元では給食にも出る「みかん」
知っておくと、子どもたちに自慢できるかも。
実は「揉むとおいしくなる」というのは正確ではありません。
みかんは揉むことで内部が少し傷つきます。(目に見えないレベルですよ)
それを自己修復する機能が「みかん」には備わっています。
詳しく書くと難しくなるので簡単に書きますが、
その際、修復するためには材料が必要であり、材料として使われるのが、
「すっぱい」原因になっている物質なのです。
結果、酸味が減ることで甘みが強調されることになり「おいしくなる」と表現されるようになるってことです。だから、元々甘みの強いみかんであれば、揉んだところで変わりがありませんのでご注意を。逆にぶにょぶにょになったら嫌でしょうし・・・。
しかし、ここでよく間違われていることがあります。
我々が怪我を治すのと同様に、自己修復には時間がかかるのです。
つまり、
揉んでからすぐに食べては効果がありません。
揉んで約10分くらい待ってあげましょう。それから皮を剥いて食べるといいですよ。
給食で言えば、最初に揉んでおいてデザートに食べる、というのがベターでしょうね。
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