今回はいきなり写真から入りますが、「コンパス」です。
「方位磁針」「方位磁石」とも言います。
呼び方が決まっているわけではないので、好きに使えばテストで間違いにする先生はいないかと・・・
しかし、実はこれ、子どもたちの使えない器具ランキングに入ってくるんですよね。
なぜなのでしょう。今回はその原因にせまり、先生方の助けになればと思います。
実は、原因はいくつかあるのですが、最も大きな原因は一番基本的なことです。
それは・・・
「方角がわからないから!」
東西南北を聞いてみてください、正確に言える子ばかりではないんですよ。これが。
だから、地図上の◯県の北に◯県が・・・なんてのも難しいし、手作り地図が書きにくいのはこうした理由からが多いのです。
これを解決しようにも「知識・経験」の部分なので非常に難しい。
しかし、日常意識させるのは、実は学校の先生にはとても簡単なのです。
公的機関の多くは東西南北が正確に建てられるからです。
つまり、南側に窓のある教室であれば、窓は必ず東西にそってまっすぐですし、
この場合、おそらく黒板が南北にそって貼り付けられているはずです。
教室には、このように常に方角を意識できるものがあるのです。
机の並べ方など、日常の中にそっと言葉掛けを入れていくことで東西南北が意識できるようになるはずですよ。
後は、使い方ですが、こちらはちょっとコツが必要ですので、また別の機会にしたいとおもいます。
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