2016年10月14日金曜日

【小学4年】もののあたたまり方、金属板のあたたまり方、ロウでは見えにくくないですか?

もののあたたまり方について、金属板をあたためて熱の伝わり方を見る学習があります。

通常は、鉄などの金属板の上にロウソクをこすりつけることで、ロウを塗ります。
アルコールランプなどで加熱していくと、温まったところから順番にロウが溶けていく、
ということなのですが、グループで学習をすると、光の具合で見えにくい場所が・・・。
全員に等しく学ぶ機会を、ということで、PILOTから販売されている、「フリクションライト」という蛍光ペン🖍を使うことにしました。

フリクションシリーズは他にも出ていますが、色を塗るのにこれがやりやすかっただけです。

なぜ、色が消えるかというと、ここに最大のポイントがあります!




実は加熱すると、色が透明になるという性質を持たせているのです。
だから、後ろについているゴムでこすると、摩擦熱🌡が発生して消える、という仕組みです。(別に塗ったものがなくなったわけではなく、透明になっただけですよ。)

ということは、熱で消える性質を利用できるではないですか!というところから、実験してみました。
実際にやっている動画をアップしていますので↓を御覧ください。


残念ながら金属に直接塗ってもはじかれるので、ここではシールに塗ってから貼っています。
ただ、この方法だと、あまり強く長く加熱するとシールが燃える恐れが⚠️あり、危険も伴うのでロウソクであっても、先生方は、観察後はすぐに消すように指導してください。

ちなみに、動画のペンはオレンジですが、青色のフリクションライトが見やすくてオススメです。

また、これを上手に利用すると・・・
熱せられた空気が上に上がるということも、自分の眼で確かめられて面白いですよ。
また、機会があれば動画を用意しますね。

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