2016年11月9日水曜日

【小学6年】ヒトや動物のからだ、「心臓」についてまとめてみました。

ヒトの体の学習は、子どもによっては図を見るのすら恐がって見てくれない、という場合もあるそうですね。
イラストにすれば、詳しい知識を身につけるのが難しく、かといってリアルにすれば苦手な子が増える。本当に難しい学習だと思います。
写真のような「心臓」など、血管があつまっていますし、苦手な子にはたまらなく気持ち悪いでしょうね。医師を目指すような子は凝視するくらいしっかり見てくれるのですが、


今回は「心臓」について、ちょっと図や模型を見たくなってしまうように、気になる豆知識的なものを書いてみました。もちろん理科の先生には当たり前のこともあるかもしれませんが、そんな場合は、小話として「見たくなるように」話をしてあげてください。

【①左にある、わけじゃない】
これはもうご存知ですね。左にあるとよく言われる心臓ですが、左にあるのではなく、形が左に傾いてついています。そこで、左の臓器が多少圧迫されるため、左の肺のほうが右より小さくなっています。場所ではなく、形なんだよ、ということで「ちらっ」と見ようとしてくれるかも。

【②心臓はなぜ♡で表すの?】
イラストではハート型のマークで描かれることが多い心臓。なぜだろう?ってもともとハートという形が心臓からきたはずでは?と子どもなりに疑問をもつことでしょう。答えは模型を少し回してあげるだけでオッケー。
どうです?ハートの形をしていませんか?
図では前からしか見えないものも、模型では回すことでいろいろな角度で見ることができます。と言うと見たくなりません?

【③心臓が一番大事!でも肺のほうが難しい?】
ちょっと難しいネタです。心臓移植ってありますよね。心臓を別の人に移すことです。こうした手術は海外では結構されています。しかし、肺移植ってあまり聞きませんよね。なぜでしょう。これは、肺につながる血管がとても多く複雑なため、肺だけを移植するのが非常に困難だからです。そこで、肺を移植するときは心肺移植ということで、心臓もついた状態で移植をするのが一般的だそうです。まぁ医学は日進月歩ですので、この記事を書いている間にどんどん方式が変わっていくのでしょうが・・・。こんな世間離れしたネタも子どもを引きつけることがあるかもしれません。


今回は3点にしておきますが、こうした小ネタは、どのタイミングでどう使うかは教師側にまかされます。逆に「気持ち悪い」という子が出ないように配慮しながら活用してください。

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